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買掛金問題の解決方法と予防策

買掛金問題の解決方法と予防策

ここでは買掛金が原因となり発生する問題や、その解決方法を紹介していきたいと思います。

まず買掛金とは、会社同士の取り引きの中で取引先に支払うべきお金のことです。そして初めに結論を言ってしまいますが、買掛金が原因となり起こりえる問題のほとんどが、お金があれば解決することができます。つまり資金調達が必要となってきます。

資金調達とは非常に広い意味を持っていて、どのような方法だったとしても現金を用意することを資金調達と表現します。

 

事業者がお金を用意する方法は主に2つ。未回収の売掛金を回収するか、それとも資金調達をするかです。
買掛金を支払うお金さえ用意できれば問題は解決する。問題はそのお金をどのように用意するのかということだ。

 

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まず買掛金の説明を簡単にしておきます。

たとえば取引先から商品を仕入れます。この段階で取引先には商品代金を支払わなければなりません。この支払わなければならないお金のことを「買掛金」といいます。

逆に商品を納品した取引先側からすると、商品代金をもらえることになります。これを「売掛金」といいます。

つまり買掛金と売掛金は反対の意味を持っているのです。

買掛金が発生したと同時に売掛金が発生し、売掛金が発生したのと同時に買掛金は発生するわけです。

買掛金は支払わなければならないお金ではあるのですが、それが支払えないという現象が起こりえるのです。会社の資金繰りが悪化したり、思うように商品が売れなかったりした場合です。それでも支払わなければならないのです。取引先からしてみれば、商品やサービスを提供しているため支払いをしてもらわなければ困ってしまいます。

このような買掛金絡みで発生する問題は、いくつかの方法を使って解決すること、もしくは緩和することができるのです。

参照 「売掛金」とは会社の売り上げ

 

 

買掛金と売掛金の関係
取引先に対し買掛金が発生しているということは、支払うべき商品代金があるということだ。逆に取引先からしてみると、支払われるべき商品代金があるということは、売掛金が発生しているということだ。
買掛金を支払わないということは、会社の信用がガタ落ちとなり、相手から法的手段を取られる可能性が十分にある。

 

買掛金とは支払うべき商品代金

冒頭からも言っている通り、買掛金とは支払うべき商品代金です。

商品やサービスを先に受け取っているからこそ買掛金が発生しているわけであり、それを払わないという選択肢はないわけです。

 

売掛金がある状態
100万円分の商品をそちらに納品しました。弊社としては御社に対し100万円の売掛金がある状態です。なので後日、100万円の売掛金をお支払いください。

買掛金を支払う予定
御社からの100万円分の商品を受け取りました。弊社としては御社に対し100万円の買掛金がある状態ですので後日お支払いします。

 

売掛金と買掛金の関係
  • A社はB社に対し、売掛金がある
  • B社はA社に対し、買掛金がある

このような状態にあるわけです。

買掛金は支払わなければならないものではあるのですが、会社の状況によっては支払いたくても支払えないケースが出てくることがあります。その場合には資金調達・資金繰りを真っ先に考えるしかないことでしょう。

買掛金で起こりえる問題 「支払いが遅れる」や「支払えない」

買掛金には支払い日があります。支払い日までに支払うことができなければ、まず第一に信用を失います。さらに法的処置を取られる可能性は大いにあります。

ただし「支払いたくても支払えない」といった状態に陥ってしまうことも時としてあります。主な理由は以下の2つです。

買掛金が支払えない2つの理由
  • 買掛金を支払うための資金がない
  • 売掛金が入ってこないから買掛金が支払えない

買掛金を支払うための資金がない

商品が売れたら買掛金を支払おうと考えていた場合、商品の売れ行きが悪かった場合に、買掛金を支払うための資金がないといった状況に陥ってしまいます。

会社によっては「商品を仕入れれば、このくらいの売り上げが立つだろう」と予測した上で、どのくらいの商品を仕入れればよいか判断するケースがあります。しかしその予測に反し、商品が売れ残ってしまうことはあるものです。

そのような時に、このような問題が発生してしまいます。

売掛金が入ってこないから買掛金が支払えない

会社というのは連鎖的につながっています。取引先には取引先があり、さらにその取引先には取引先があり・・・といった状態です。

そのどこか1ヵ所でも、買掛金や売掛金のトラブルが発生することで、次々に影響を受けていってしまいます。

「取引先から売掛金が入ってこなかったから、あなたへの買掛金は支払えない・・・」

といった状態になってしまうわけです。

どんな理由にせよ、買掛金を受け取る側の会社からしてみれば、売り上げが入ってこないことには変わりません。大問題となるわけです。場合によっては経営が傾いてしまうこともあるわけです。

買掛金が支払えないことで起こりえる問題

買掛金を支払えないことで起こりえる問題としては以下の通りです。

買掛金を支払えない2つの問題

買掛先からの回収

買掛金を支払えないということは、売掛金が受け取れない取引先があるということです。取引先からしてみると、本来貰えるはずの売掛金がもらえないわけです。そのためなんとしてでも回収したいと考えます。

考えられる3つのアクション
  • 取引先から支払い催促の連絡が来る
  • 取引先からの法的処置
  • 取引先が依頼した回収業者からの連絡が来る

取引先からしてみれば、売掛金を回収することができないということは自分の会社が経営難に陥ることに直結します。そのためあらゆる方法で回収を試みてきます。

初めのうちは単に支払い催促の連絡程度かもしれません。それでも支払われないということであれば法的処置を行ってくるでしょう。または債権回収を専門とする士業であったり業者に依頼し代理人となってもらい、その代理人がコンタクトを取ってくることでしょう。

債務超過による倒産

本来支払わなければならない買掛金を支払えないということは、会社に支払うだけの資金がないという状況です。つまり会社の資産よりも負債の金額の方が上回ってしまっているということです。これは債務超過の状態です。

債務超過になったからといって、すぐに倒産するわけではありません。とはいえ、支払うものは支払わなければならない状況であり、それを支払えないということですから、会社経営の存続は危険な状態と言わざるをえません。

買掛金問題を発生させないための予防策 無理な仕入れを行わないこと

買掛金の問題を発生させないための有効な予防策は、「過度な仕入れを行わないこと」です。

とてもシンプルな方法であり当たり前のことですが、この当たり前のことが実は難しかったりします。

仕入れを行うから、その仕入れ代金を支払う必要があります。つまり買掛金を支払うことになるのです。そのため極端な話でいうと、仕入れを行わなければ買掛金は発生しないことになります。

とはいっても、仕入れをしなければ商売が成り立たないという場合もあることでしょう。そこでデータを活用することをおススメします。

たとえば「資金繰り表」です。毎月お金の流れがどのようになっているのかを確認していれば、事業の流れを感覚ではなく数字で理解することができます。

たとえば1年前の同じ時期、「100個仕入れて100個売れた」というのであれば、去年よりも多めに仕入れてもよいかもしれません。しかし「100個仕入れたのに60個しか売れなかった」というのであれば、60個の仕入れにとどめておいた方が無難でしょう。

売り上げを伸ばすためには大量に仕入れる必要があるのは分かりますが、売れ残ってしまったら不良在庫となる可能性があります。

 

買掛金を支払う予定
前年、前々年の客観的なデータから今年の仕入れ数を割り出したほうがよいだろう。
もし多めに仕入れを行うのであれば、買掛金の支払いができる範囲での仕入れにとどめておくとよいだろう。

 

買掛金問題を解決するためには資金調達が必要

買掛金問題を解決する有力な方法は資金調達をすることです。

お金さえあれば、買掛金が支払えないという事態は避けられるのです。

有名な11の資金調達方法

まず大まかに11の資金調達方法を紹介します。

11の資金調達方法

 

ここで紹介した資金調達方法以外にも数多くありますが、代表するものはこのくらいでしょう。

そしてこれらの資金調達方法には、それぞれメリットデメリットがあります。1つ1つポイントを押さえ、どの資金調達方法を選んだ方がよいのかを検討してみるとよいでしょう。

 

6つの資金調達ポイント
  • 支払いまでに残された時間はどのくらいあるのか?
  • どのくらいの金利や手数料までを許容できるか?
  • 審査のレベルは厳しくても通過できるだけの信頼・実績はあるか?
  • 担保や保証人、もしくはどちらかを用意することができるか?
  • どのような事業を経営しているのか?
  • 事業者は資金調達についてどのように考えているのか?

会社によって事情が異なるため、一概にどの資金調達を選ぶのが良いのかということに関しては難しいところです。

1つ言えることは、客観的に事業状況を判断したほうがよいということです。

参照 事業者のための11の資金調達方法

 

資金調達の他に買掛金の金額を減らす方法

資金調達をして買掛金を支払うという方法以外にも、買掛金を無くす、もしくは減らす方法もあります。

これらの方法に関しても、会社によって利用できるものからそうでないものまであることでしょう。

未入金の売掛金を回収する

買掛金を支払わなければならない取引先以外に取引先がある場合。そしてその取引先からもらえる売掛金がある場合には、それを回収することで買掛金の支払いに充てることができます。

売掛金や商品を担保にして資金を借りる

売掛債権担保融資(ABL)や動産担保融資と呼ばれるもので、売掛金や商品を担保にしてお金を借りることが可能です。上記の10の資金調達方法には含めていませんが、これも資金調達方法の1つではあります。

参照 動産担保融資は売掛金や在庫を担保にして資金調達可能

 

買掛金と売掛金での相殺

買掛金を支払うべき取引先に売掛金があった場合、そして互いの了承のもとで、買掛金の金額と売掛金の金額とで相殺することが可能です。

参照 売掛金と相殺する

 

まとめ 買掛金問題は資金調達で解決

ここまでいろいろな説明をしてきましたが、結論としては「買掛金は必ず支払わなければいけないもの」です。

そもそも商品やサービスの依頼をこちら側からお願いをしているわけです。その結果、商品やサービスが納品され、買掛金が発生しているのです。これを支払えないということは大きな問題となります。

一般的な商店で例を挙げると、「商品を人の店から持って行っているがお金を払っていない状態」なのです。

どう考えてもおかしな話ですよね。

「お金がないから諦めて」

というわけにはいきません。それは誰でもわかることです。

ただしビジネスにおいては、買掛金が支払えなくなってしまう状況は現実としてあるのです。お金がなかったとしても商品を仕入れ、それを売却することで売却益を得て、その中から買掛金を支払うという考えもあります。

また取引先から入金される予定の売掛金の中から、買掛金を支払おうと考えるケースもあります。

ただし予定通りに行かないのがビジネスです。予定が狂ってしまって買掛金が支払えなくなるといったケースが出てくる可能性はあるのです。問題はそのような事態になったとき、どのようにその問題を解決するのかです。

問題解決の方法として一番に考えられるのが資金調達することでしょう。そして資金調達にはさまざまな方法があります。どれを選ぶのかは会社の経営状況、さらには事業者の考え方にもよります。

買掛金をスムーズに取引先に支払うということは、信用につながります。信用は将来的に会社の利益につながるものです。買掛金の問題に直面してしまったら、数ある資金調達の中からベストな方法を見つけ出してみてはいかがでしょうか。

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